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今さら和食の良さ知り「わーショック!!」

PROFILE

柏木作夢
柏木作夢 ファッションディレクター カラフルでヴィヴィッドなスタイリングや、緩くてスモーキーなスタイリングを得意とし、広告・ミュージシャン・TV・舞台などの衣装を手掛ける一方、イメージディレクションやライター業でも精力的に活動中。2015年10月5日(月)に創刊されるファッション&ライフスタイル誌「Shore」では副編集を務め、総合ディレクションを担当。近年ではHawaiiにも精通し、活躍の場を広めている。

「細やかな盛り付けの仕方ひとつ」で、みるみる美しくなる和食

ここ最近、年齢と共に食生活もガラリと変わりつつある。

とくに今まで自ら進んで食べていなかった「食の盲点」。和食の素晴らしさを知ってからは無闇やたらにカロリーの高い食べ物を摂ることを自然と避けるようになった。

とは言いつつも、無性にこってりしたラーメンや焼肉などを食べたくなるときは我慢なんて出来ずにたとえ裸足であろうが、まるで闘牛のように一目散にそういった飲食店に駆け込んでしまうがそれは愛嬌である。

今までは、お腹がすいたら手に取るのはハンバーガーやラーメンといったジャンクフードがほとんどだった。もともと無類のラーメン好きで、仕事の合間に立ち寄る有名店を胃袋の中でコレクションするのが毎日の楽しみでもあったボクが、今は和食に夢中だなんて神様も相変わらずのユーモアさんである。

もともと和食が嫌いであったわけではなく、食べる機会があまりなかったというのが本音である。しかし、「食器」や「細やかな盛り付けの仕方ひとつ」でみるみる美しくなるのが和食だったりもする。

味はもちろん、見た目も含めて和食は「美味しい」のだ。

和食を食べると母親を思い出す。
母親はいつも立ち込めた湯気の向こう側に柔らかな笑顔を覗かせ、ボクに美味しい煮物を作ってくれた。
酒飲みの旦那を持つ母親の味付けは「極上のおつまみ」用にアップデートされ、「とても力強く」濃く、ときに唇が痛くなるときもあった。果たして健康に気を使ってくれていたのか、そうでないのか。その真相は今夜母親に連絡して確認するとして、和食はとにかく人の心を満たしてくれる。

目で見て癒され、口に入れて安心し、味わって満たされる。その「味わいのフルコース」が醍醐味。

高級店に行き、非日常の感動に浸るもよし。自宅でひと工夫・ひと手間かけ、至福の瞬間を抱き締めるのもまた格別だ。

健康に気を使い始める30代、やはりそこに美食あり。気のせいかもしれないが食生活を改めることで少しずつではあるが体調や肌などにも変化が見られてきた。今まで信じられないほどの暴飲暴食を繰り返していたボクだからこそ 、余計に和食のありがたみを感じる近頃なのである。

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