
ビジュアル磨きの原動力は“娑婆”の存在
PROFILE

美容もお洒落も休んだってええじゃないか運動
我が子が生まれて1年が経ちました。すでに卒乳も済ませ、子が乳離れしたことで、私も1人の人間として現役復帰した感が出てきました。

(子どもができてから愛用している母アイテムを合間合間にご紹介。母アイテム1、ムームー。義父がくれたスパリゾートハワイアンズのお土産。楽チンなうえお腹周りが目立たないナイスな衣裳)
授乳が終われば美容にファッションに少しはやる気を取り戻すんじゃないかと思っていたことは前回書きましたが、うーん…やる気、そこまで出なかったですねぇ。確かに授乳がなくなって着たい服を着られていますが、新しい服が欲しいと全然思わないくらいにはお洒落意欲は低空飛行。

(母アイテム2、リュック。あんまり実用的っぽすぎないデザインが好き)
何でやる気が出ないのかは、すでに気付いています。“娑婆(シャバ)”に出ていく機会が少ないからです。
“娑婆”というのは、仕事の場だったり、友達がいる場だったり、今まで築いてきた人間関係がある場。要は「社会」です。今の私はほぼ専業主婦の生活を送っているため、そういった場に出向く機会が激減し、「装備」する必要がないのです。

(母アイテム3、ターバン。人と被りたくないがゆえの金ラメ・銀ラメチョイス)
近所の小児科に行くと、ちゃんとメイクしてるお洒落ママ(ターバン着用)を見かけるので、「なんでそんなモチベーションがあるんだろう」と不思議に思うのですが、考えてみればそういう人はママ友社会を持っているのかもしれない。私は子どもを保育園に入れていないし、地域のママ同士の交流はありません。だから、近所をスッピンでうろうろしても全然平気。

(母アイテム4、母子手帳ケース。キッズっぽさとお洒落感が融合したグッズがママ界にはある。母になって初めて知る)
やる気を出すには、娑婆に出て行く、あるいは、別の新たな娑婆をつくる必要がある。だけど、正味な話、どうもそんな気になれない自分がいます。FacebookもTwitterも停止中だし。長い人生、育児を理由に娑婆から引っ込んでる時期があってもええじゃないかええじゃないか……だって出ずっぱりは疲れるし。活動休止しないバンドはないし。ということで、授乳期間が終わっても、やっぱり美容もお洒落も育休モード続行中なのでした。

(母アイテム5、おむつ入れ。友人が手作りしてプレゼントしてくれたもの。)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
-
<奥麻里奈>最終回。自分を変えるのに必要なものに気づく
昨年の4月から1年半ちょっと。毎月、美容の記録を書いてきました。その期間はちょうど、私にとって人生初となる「妊娠後期→出産→産後・授乳期間→卒乳明け」のプロセスと並行しています。とくに最初の1年は非常事態でした。授乳生活で睡眠がままならず、体調を繰り返し崩し続けていました。つねに意識が朦朧としていて、正直美容どころではなかったです。
-
<奥麻里奈>35歳、若者じゃない。じゃあ、何?
“若者”って、何歳までだと思います?私は、32歳だと思っていました。32歳までは、20代後半の延長だ、と。
-
<奥麻里奈>徒然なるままに、「毛」の話。
今日、仕事に出掛けた先で、処理するのをすっかり忘れていたウデの毛を発見しました。ワキと脚は気にして処理していたのに、ウデとか指へのアテンションがすっぽり抜け落ちていました。「この人、ウデの毛生えてるし。ないわ」って思う人は結構いるでしょうね。実際、私も仕事で会った人に思われているかもしれません。
-
<奥麻里奈>ネイルを忘れた母たちへ・・・子持ち向けマニキュア
先日、35歳の誕生日を迎えたのですが、義理の姉からこちらをいただきました。
-
<奥麻里奈>小児科で観察。おばちゃん化の分かれ目
3か月ほど前から我が子が小児科と耳鼻科に通っているのですが、その待合室で気づいたこと。子連れの母には大きく分けて2種類ある。