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ここは本物の旅館? パリにオープンした癒しのウェルネスサロン「suisen」

PROFILE

須山佳子
須山佳子 ファッション&ビューティーコンサルタント 2001年よりパリ在住。ファッションブランドのマネージャーを経て、日本のビューティーブランドを欧州市場へ紹介し、ブランディング及びビジネスデベロップメント行う「Dessigns」を設立。貝印の「KOBAKO」や「uka」など数ブランドを取り扱う。取引先は高級デパートのボンマルシェ、コレット、フォートナム&メイソン、ホテルリッツなど。同時にMarie Claire Styleのパリ特派員としてジャーナリスト活動を行い、WWD Beautyにてパリ通信も連載中。パリ・マレ地区で日本の美容ブランドを集めたポップアップストア「Bijo;」主宰。

日本にいるより“日本”な空間

2018年4月、ピカソ美術館やギャラリーがひしめくクリエイティブなパリ3区のマレ地区に、“日本”を感じさせる空間でハンドトリートメントが受けられるウェルネスサロン「suisen(スイセン)」がオープンしました。

photo by Bruno Comtesse

オーナーのサンドラ・カスパリオンさんが5年の歳月を費やし、度重なる日本への旅行から着想を得た本物のクオリティーとオーガニック素材にこだわる純和風のサロンです。

店内に入ると、まず彫刻が施された香り高いヒマラヤスギの組子の扉に圧倒されます。竹造りの床、和紙の壁、襖、藁素材の天井など、どこを取っても日本から運んだ本物の職人技術の結晶で、ここは日本の旅館? と、一瞬日本へトリップしたかのような不思議な感覚を与えてくれます。

photo by Maxime Frogé

photo by Bruno Comtesse

まず靴を脱いで、日本茶をいただきながらゆっくりメニュー内容の説明を伺います。その説明も実に「おもてなし」を感じるもので、丁寧で心のこもったプレゼンテーションに癒されます。

photo by Maxime Frogé

photo by Maxime Frogé

photo by Maxime Frogé

メニューは、伝統的な指圧の「Wa和」、アロマオイルを使用した「Jaku寂」、若返りのフェイシャルケア「Sei清」、シルエット矯正の「Kei敬」の4つです。

私はとくにファーストコールドプレス(一番搾りの低温圧搾法)で搾油されたオーガニックオイルを使用し、深い呼吸法を取り入れた「Jaku 寂」と、顔からデコルテにかけての揉みほぐしとツボ押しのテクニックによるフェイシャルケアの「Sei 清」が気に入りました! とくに「Sei 清」は首や腕を入念にマッサージしたあと、オーガニックのスキンケアブランド「RUHAKU」を使用し肌のキメを整え、疲れとシワを和らげてくれるのです。もちろん施術をするのはすべて日本人のマッサージ師。

photo by Maxime Frogé

photo by Maxime Frogé

施術が終わると、有機栽培のオリジナル日本茶とマカロンを堪能します。ビタミンC豊富な煎茶、香ばしい玄米茶、カフェインの少ないほうじ茶、香りの軽い爽やかな茎茶、そしてリラックス効果が高くアミノ酸が豊富な玉露に繊細な抹茶の6種から選べ、マッサージでコリをほぐした体に優しく染み込みます。

photo by Bruno Comtesse

パリにいることを一瞬忘れて、日本のおもてなしと癒しの文化に触れることのできる新スポット。日本にいるときよりも、より日本の良さを再確認できる、そんな素晴らしい「suisen」でのひとときでした。

suisen
7 Rue de Thorigny 75003 Paris www.suisen.fr

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