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世界で一番美しい! デンマークの「ルイジアナ近代美術館」めぐり

PROFILE

須山佳子
須山佳子 ファッション&ビューティーコンサルタント 2001年よりパリ在住。ファッションブランドのマネージャーを経て、日本のビューティーブランドを欧州市場へ紹介し、ブランディング及びビジネスデベロップメント行う「Dessigns」を設立。貝印の「KOBAKO」や「uka」など数ブランドを取り扱う。取引先は高級デパートのボンマルシェ、コレット、フォートナム&メイソン、ホテルリッツなど。同時にMarie Claire Styleのパリ特派員としてジャーナリスト活動を行い、WWD Beautyにてパリ通信も連載中。パリ・マレ地区で日本の美容ブランドを集めたポップアップストア「Bijo;」主宰。

心を豊かにしてくれる美術館。

みなさんは、世界で一番美しいと称されている、デンマークの首都、コペンハーゲンにある「ルイジアナ近代美術館」を知っていますか?
世界屈指の現代美術コレクションで知られるこの美術館は、1856 年に個人の邸宅を改装して建てられました。

パリから飛行機で2時間弱。コンテンポラリーな北欧デザインのインテリアショップが並ぶスタイリッシュな街並みを回るだけで、穏やかで幸せな気持ちになります。世界ランキングで“幸福度”ナンバーワンは納得ものです。

そのコペンハーゲン中央駅から35キロ北上した海沿いの小さな町フムレベックに、世界で一番美しいと称される「ルイジアナ近代美術館」があります。

まず、蔦の絡まるボタニカルなエントランスを通り抜けると広大な中庭が広がっています。そこには、なんとヘンリー・ムーアやアレクサンダー・カルダーの彫刻が並び、自然と一体になり溶け込んでいます。

その先には、スウェーデンが見渡せるオーレンス海峡と、海と空がどこまでも青く澄んだ世界が広がります。アートを楽しむ前に、まず芝生で寝転んで、ミュージアムカフェで一杯飲んで海を眺め、日光浴をして…、一瞬美術館にいることを忘れるぐらいに本当に気持ちの良い空間なのです。

すっかり自然に癒されたあとは、美術館をゆっくり回ります。まず訪れるジャコメッティの展示室では、池と柳が見える自然のキャンバスの前にゆったりと置かれた作品を鑑賞し、いくつもの彫刻や石のアートが点在する回廊を通り進みます。ここは自然とアートが絶妙なバランスで混在する世界なのです。

迷路のように複雑で広い地下の展示室には、膨大なアート作品が展示されています。ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、パブロ・ピカソなど著名な作品とともに、様々な企画展が催されています。

体感型の光のアートや、子どもも大人も楽しめるワークショップなど、一日中いても飽きることはありません!

アートを見て、大自然に触れ、カフェで美味しいご飯を食べて。お友達と、家族と、一人でいてもいつまでも寛げる、そんな“心を豊かにしてくれる”美術館。もう帰りたくないと思ってしまうほど、離れるのが名残惜しくなる「ルイジアナ近代美術館」は、世界で最も美しい、四季折々の自然が楽しめるデンマークの自慢の美術館なのです。

(ちなみに、この美術館の名前「ルイジアナ」は、この建物の最初のオーナーであるAlexander Brunさんが3度結婚して、その3人のお相手の名前が偶然ルイーズであったことに由来しているそうなのですよ!)


ルイジアナ近代美術館
GI.STRANDVEJ 13, 3050 HUMLEBAEK
火曜〜金曜11h〜22h
土曜〜日曜 11h〜18h

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