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美容家・岡本静香の
忙し子さんに贈る”ココロが喜ぶ美容習慣”

どんなに忙しくても、感性を曇らせない人は魅力的。選択に迫られたときに、直感を信じて正しい選択をできる人は美しい。そんな女性はきっと“心地よい”感覚を大切にできる人。慌ただしく過ごす時間の中でしまい込んでいた自分だけの“心地よい”のスイッチ。その感覚を呼び覚ますためにはどうすれば?
美容家・岡本静香さんの1日に密着してみたら、そのヒントが見えてきました。

PROFILE

岡本 静香
岡本 静香 美容家・すっぴん協会会長 学生時代に始めた美容ブログ『静香のメイク日記』が女性から絶大な支持を得て、美容ライターとしての活動を開始。「PINKY」(集英社)のライターアシスタントとして学んだ後独立し、現在は若手美容家として活躍中。独特の世界観を持って綴る美容コラムや動画が人気を集めている。2012年には『日本すっぴん協会』会長に就任。自身のすっぴん美肌を活かした美肌情報を発信している。

毎朝のお天気チェックが「心地よい1日」を作ってくれる

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    岡本さんは「”心地よい”という感覚を大切にすることで自分らしい美容スタイルが見つかる」と伝えてらっしゃいますよね。
    今日は岡本さんの過ごす1日の中で、”心地よい”感覚を呼び戻すための習慣をひとつひとつ紹介していけたらと思っています。まずは朝起きたら、一番にすることは何ですか?
    「朝起きたときに太陽の光を浴びたいから、起きるのはお日様が出てから。冬は日の出が遅いので6時ですが、夏はすでに太陽が出ている5時頃に起きる日もあります。日差しを浴びれば体って本当に自然に目覚めるんですよね。私ってお天気マニアなんです。天気予報を見るのが好きで、朝一番にチェックしています。いきなり雨が降っちゃったとか、髪を巻いたのに湿気でほどけちゃったとか、そんな思いをしたくなくて」
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    天気チェックは何を見てるんですか?
    「Yahoo!の天気アプリです。気温や風速、降水確率、1時間おきの天気も出てくるんですよ。1週間のだいたいの天気もわかるので、雨の日だったらまとめ髪にしようか、ヒールはこの日に履こうとか天気ありきで予定を考えてたりもします」
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    天気を知ることで心地よく1日を過ごせることにつながるんですね。
    「1日を心地よく過ごすことにもつながりますが、どんな服を着てどんなヘアメイクをして出掛けようかって考える時間自体、ワクワクできる心地よいひとときです。ポカポカした陽気だったら、いつもよりたくさん歩こうとか、湿度の高い日にはねじるだけのヘアアレンジにしようとか、予定×気分×天気でコーディネートを考えるんです」
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    なるほど! これからどんどん寒くなってきますが、例えばどんな風にコーディネートされているか教えていただけますか?
    「冬は毎日寒いなりにいろいろな天気があって、同じ最高気温が13℃の日でも、太陽が出ていれば日中の外出時は体感が温かいので薄手のコートで良いし、雨ならば10℃に満たないぐらい寒く感じる日もあるので、もこもこのコートを着ます。風の少ない晴れた日なら、冬だけど明るい雰囲気を楽しむのも好きです。例えばピンクのワンピースを主役に、タイツも黒ではなくネイビー、ブーツもブラウンを合わせて柔らかい感じに。それから、厚着はしたくないので、5本指ソックスを履いて防寒するのがポイント。絹でできているからあったかくてゴワゴワしないんですよ。履いたとき足の甲の半分くらいしかこないからタイツを重ねるのにもぴったり。足元を温めるのは本当におすすめです。もともと驚くほど体が冷たくていろいろ試したのですが、お風呂あがり、体がポカポカしているうちに5本指ソックスと靴下を2枚重ねて履けば冷えなくなりました」

多忙な人ほど心掛けて!
「今、何食べたい?」をカラダに聞くこと

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    岡本さんのスタイルキープの方法を知りたいのですが、食生活で気をつけていることはありますか?
    「お酒もお肉も大好き! 今朝もオムレツの上にトマトソースをかけて、たっぷり食べてきました。朝ごはんを食べなかった日は生まれて3日くらいしかないほど(笑)。高校生の頃はダイエットしたこともありましたが、今は体重も気にしません。大切にしているのは感覚ですね」
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    感覚ですか? それはどんな感覚でしょうか。
    「例えば、少し空腹でも胃がすっきりしていて調子がいいなって感じだったり、心からこんなものが食べたい! という感覚です。『今、ハンバーガーが食べたい!』と思ったらカロリーなんて気にせずおいしくいただきます。大切なのは、なんとなく選ぶのではなくて、今それが食べたい! と思って選ぶこと。適当にしたらダメなんです。そこにあるから唐揚げ、みんなが飲むからビール、眠気を覚まさなきゃいけないからコーヒーという選び方はキレイから遠ざかってしまいます。忙しい日々に追われている女性たちには、そんな日々だからこそ、今、本当に心と体が求めているものは何かな、と考えるクセをつけてほしいですね。そうすれば時間をかけなくても勘で、心と体の喜ぶものを選べるようになってきますよ」

「気分を上げる」がキーワード!
ポーチの中身は最小限にして身軽に

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    とある雑誌での「ポーチの中身を見せて!」という企画で岡本さんのポーチの中身を拝見したのですが、点数がとても少ないのでびっくりしました!
    これには理由があるんですか?
    「そうなんです(笑)。いつも私のポーチだけ極端に少ないみたいです。バックが軽いと心が軽くなると思うから、とにかく出かけるときには荷物は軽くしたくて、ポーチも必要なコスメだけを厳選して入れています。ポイントは”お直しに必要なものだけ”選ぶこと」
    「私は夕方になるとくすみが出てきてしまいますから、気分が華やぐ顔色アップに役立つコスメを持ち歩いています。目の下のクマや色ムラの気になるところに資生堂のコンシーラーをオンしたら、スックのハイライターをひと刷け。チークもついているからとても便利です。軽くてコンパクトなリンメルのアイシャドウとリップを塗れば、血色感と透明感が出て、くすみも一掃できます」
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    もしかしたら使うかもしれない、とポーチがパンパンになっている人は多いと思うのですが、コスメを軽量化するポイントはなんですか?
    「コスメ自体をなるべく軽いもので揃えるのがポイントです。おうちでのコスメは重さがあっても気にならないのですが、持ち歩き用のコスメはペンシル系で揃えたり、コンパクトなドラッグストア系コスメのシャドウを入れるとポーチが軽くなります」

「ただいま」のあとは、拭き取りクレンジングで即すっぴん

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    岡本さんはすっぴん協会会長です。美肌の秘訣を教えてください
    「私は、家に帰ったらすぐにメイクを落として軽く保湿します。メイク落としは、ビオデルマの拭き取りメイク落としをオーガニックコットンに含ませて優しく拭き取るだけ。帰宅してすぐメイクオフしてしまえば、乾燥を感じたらときにこまめに保湿できるので、お家での時間も心地よく過ごせます。最近は化粧水をつける前にオイルをプラスするのがお気に入り。メルヴィータのブースターオイルをまずつけて、そのあとに化粧水、乳液をつける。もっと簡単なステップにするにはオイルのあとにミノンのマスクをつけるだけです」
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    拭き取るだけのメイク落としなら、ほんの数秒で終わるから、苦にならないですね。どうしてもメイクをつけたまま寝てしまうことがあるので…ぜひ真似したいです。
    「自分の習慣に取り入れやすいコスメ、例えばすぐに落とせるオイルクレンジングや拭き取りクレンジングを、手を洗うところなど必ず行く場所に置くと落とせるはず! シンプルなステップでも良いから“落とす・潤す”を続ければ、肌の保湿力もアップして、お肌メイクにかける時間も短くなりますし、日中の乾燥やメイク崩れも感じづらくなります。素肌を労って、すっぴん肌を育ててくださいね」
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    ”心地よい”感覚を大切にして生活するということは、時間をかけて丁寧に過ごすことだと思っていましたが、そうではないんですね。
    岡本さんの1日を伺ってみたら忙しい日々の中でも実践できることばかりで驚きました。ちょっとした心がけで、キレイの道は拓けるんですね。
    「女性にはワクワクする気持ちがとっても大切。感覚に素直になることは自分を大切にすることにもつながるから。いつも仕事に育児に大忙しの女性こそ“心地よい”のスイッチをオンにして、自分だけの美容スタイルを見つけてほしいですね」
Hair&Make-up:Ai Ichioka(PEACE MONKEY)/Photo:Emiko Yamabe/Text:Yuriko Isayama
ふつうに過ごすだけでキラキラ変身していく
岡本静香
『ふつうに過ごすだけでキラキラ変身していく』
2016年1月16日発売 1500円(税別) ダイヤモンド社
大人気美容家・岡本静香による待望の新著!
自分の「心地よい」に敏感になれば、存在自体がナチュラルに美しくなるもの。著者自身の試した「わくわく美容」を余すところなく紹介。読んでいるうちに「美人の感覚」が身についていきます。
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