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冬木慎一さんが作る
”本命彼女にしてほしい”お呼ばれヘア

結婚式のヘアアレンジって、ついがんばってしまいがち。巻きすぎたり、盛りすぎたり、きっちりしすぎて、かえって老けて見えてしまうことってありますよね。今回は人気のヘアスタイリスト、冬木慎一さんが本命彼女にしてほしい、お呼ばれヘアを大追跡。「男目線で素敵だなと感じるのは、きちんと感もあるのに抜け感のある大人の余裕を感じるヘアアレンジ。そのためには、わざとハネさせたり、崩して立体的に仕上げることで美しいシルエットと抜け感を出すのがポイント。会場にぴったりマッチした雰囲気に仕上げているとさらに好印象ですよ」ということで、シーン別のスタイルをご紹介します!

profile

冬木慎一
冬木 慎一 ヘア&メイクアップアーティスト 美容専門学校を卒業後、HAIR DIMENSION青山店店長、アートディレクターとして活躍。2015年10月、表参道に「Hair Salon Sui」を立ち上げる。スマートで物腰柔らかな人柄で数多くのモデル、タレントから指名を受けるカリスマ的存在。

“薔薇ハーフアップ”で華やかエレガンス

ガーデンウエディング

ほどよくカジュアル、オリジナリティ溢れるおしゃれな式を作りたいカップルに人気のガーデンウエディング。そんなガーデンウエディングにお呼ばれされたら「ブリーズヘア」を意識して。ブリーズとはそよ風の意味。そよ風を受けて、揺れたりなびいたりする女性らしいヘアアレンジに男はグッとくるもの。それでいて、崩れにくいヘアアレンジを作ることも大切。サイドの髪を細かな三つ編みでホールドし、後ろに薔薇のシニヨンを作ってしっかり固定すれば風が吹いても崩れない、エレガントなブリーズヘアの完成です。

  • ゆるく巻きおろした髪と、細かな三つ編みがどこかボヘミアンな空気を作り、ガーデンウエディングにマッチ。トップの髪をわざとつまんみ出したことで立体的なシルエットに。
  • バックスタイルにはガーデンウエディングにぴったりの可憐な薔薇が一輪。ヘッドアクセをつけなくてもとっても華やかに。男は後ろ姿が素敵な女性が気になってしまうもの。

サイドに三つ編みを作る。こめかみより上の毛束をそうめん1束分ほど取って三つ編みにする。三つ編みは少しきつめに編むのがコツ。

三つ編みをくるくる丸めて、頭の真後ろで両方の三つ編みを合体して編む。毛先ギリギリまで編んだら、くるくるまとめて薔薇の形に。

ピンでしっかり固定する。ピンを根元に入れ込むように挿して固定して、トップのシルエットが丸くなるよう指で整えたら出来上がり!

“アシメトリーアレンジ”でクール&セクシーに

レストランウエディング

最近増えている1.5次会(結婚式・披露宴と二次会との両方の特徴を持つパーティー形式のもの)でも定番のレストランウェディング。きちんと感は残しつつもパーティーにも対応できる「洗練された女らしさ」がキーワードです。クールな表情を醸し出す左サイドの編み込みと、右サイドのダウンスタイルで色っぽさを演出。かきあげバングスが大人っぽく、角度によって印象が変わるからインパクトも大! 複雑なように見えて、全体を巻きおろしてサイドの髪を逆側に向かって編み込むだけでできる簡単アレンジです。

  • 左サイドはクールでかっこいい印象。それは髪を全部編み込んでサイドに流すことでモヒカンちっくなシルエットを作っているから。チラ見えするうなじで色っぽい印象に。
  • 右サイドはゴージャスな巻きおろしスタイル。強く巻きすぎず、太めのコテでゆるく巻いて。最大のポイントは前髪のシルエット。しっかり立ち上げてボリュームを出します。

前髪を立ち上げる。前髪ブロッキングしたら上に立ち上げ、上から下に向かって逆毛を立てるようにしてボリュームを出す。

サイドの根元を編み込む。全体を巻きおろしたら、耳のあたりから髪をふたつにブロッキング。下の髪をサイドに向かって編み込む。

先端は三つ編みに。編みこみの延長戦で三つ編みを作る。ギリギリのところまで三つ編みを編んだら小さいゴムで結ぶ。

三つ編みを割く。三つ編みを指で割きボリュームを出す。ブロッキングした髪を三つ編みにかぶせるように下ろして完成。

“オールアップ”で上品なこなれ美人

ホテルウエディング

格式あるホテルウエディングでは、上品で清潔感のあるオールアップのまとめ髪がベストマッチ。でもコンサバになりすぎないように、抜け感を出したアレンジで大人かわいくまとめるのがよし。あえて毛先をルーズに散らしたシニヨンや、ねじりを効かせたサイドのアレンジが横顔を豊かにします。大きなシニヨンを下の位置に作ることで後ろ姿もしっとり落ち着いた印象に&フロントは1:9に分けたバングスで大人っぽく。トップの髪をふんわり立体的に仕上げたのも抜け感を出すポイント。洋装だけでなく、和装にも合うアレンジです。

  • すっきりとしたシンプルなシルエット。でもどこか女らしいのは前髪をふんわりエアリーにしあげているから。計算された隙を出すことで大人の女の余裕が醸し出されます。
  • 低いサイドでまとめられたボリューミーなシニヨン。貝殻のように立体感のあるシルエットがおしゃれさを引き立てます。後頭部のシルエットに丸味を持たせているのもポイント!

シニヨンを作る。サイドの髪をブロッキングし、残った髪をゴムで束ねて三つ編みを作ったら、くるくるまとめシニヨンにする。

サイドの髪をシニヨンに巻きつける。シニヨンをピンでしっかり留めたら、サイドの髪をねじりながらシニヨンに巻きつけ、ピンで留める。

反対サイドもねじる。同じように反対サイドもねじりながらシニヨンに巻きつけ、顔まわりはピッチリしないように調整する。

巻きつけたら、毛先をシニヨンに入れ込むのではなく、あえてチョロンと出して。毛先を遊ばせることで抜け感のある印象に。

ウェディングのヘアアレンジに大事な3つのこと
  • 1. 会場ベースにアレンジを決めよう
  • 2. 抜け感=色気になる
  • 3. 「編み」と「ねじり」でトレンド感を
Hair&Make-up:Shinji Fuyuki(Sui)/Photo:Kosuke Nakashima(PEACE MONKEY)/Model:Yuisho Ri/Text:Yuriko Isayama
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